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美し松の鳥便り No1ハイタカ  2002

 


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Kさんの鳥便り*No1

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高原は北白樺に位置し、標高1300〜1400メートルの高原です。

昨年は3月19日、餌台に集まる鳥、目掛けて、飛び込み、パニックになって窓ガラスにぶつかり、落ちたシジュウカラをすばやく、つかみ、近くの枝で食べて去りました。
 又、3月25日にも庭の斜面にタカが下り、捕われて、もがく鳥の動きに雪面を滑り、時々、パタ、パタ、と羽ばたき、しばらく押えて重そうに持ち去りました。このときはプロミナで観察でき、捕まったのがヒヨドリと解りました。
 冬、小鳥のために置いた餌台が、タカの狩場となるのは、なんとも複雑な気持ちなのですが、ハイタカ、少ない鳥、仕方がないのか・・・・・と小さく呟く私なのです。

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ハイタカと目星をつけていましたが、運良くカメラに収めることができましたので、詳しい方に見ていただき、ハイタカ♂の成鳥と確認できたのです。

今回と同じ個体と思いますが、3年前から庭に来ていました。初めての出会いは2000年4月12日、通話中に何気なく外に目を移すと、なんと窓際に積んだ薪の上にタカがいたのです。受話器を耳に当てたまま、ただ、ただ、慌てふためいて、タカ!タカ!と夫を呼びました。彼が来たときには飛び去り、黄色の目、鋭いくちばし、赤い横斑が印象的でした。

3月7日、朝7時頃、「タカ、タカがいる」と言う夫の声に急いで、双眼鏡をつかみ窓辺に走 りました。餌台の近くに小鳥をつかんで、タカが下りていました。

カケス大で全体がダークグレー、尾が長く感じます。室内の動きを察して振り向きました。黄色に光る精悍な眼差し、胸のオレンジ色の横斑もよく見えました。
 デジカメで写し終えても飛び立たず様子を見に外に出ると、鳥を足につかんだまま滑るように下の本沢方面に消えました。

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